更新: 2022年4月13日午後5時
2022年3月1日現在、Department of Licensing(DOL)の専門ライセンスシステムのライセンス保持者関連部分がオンラインに戻り、サービスを再開しています。お客様は今後、更新の意思について記入してライセンス局 (Department of Licensing) に提出する必要がなくなります。専門ライセンスの更新および新規専門ランセンスの申請はオンラインでできるようになりました。
専門ライセンスデータベースに関する不審な動きについてDOLに警告が発せられたとき、お客様のデータの安全性確保のため、DOLは2022年1月24日にポータルをオフラインにしました。
オンラインポータルのサービスを再開する前に、DOLは、全国的に認められたサイバーセキュリティ専門家、ポータルの実装およびホスティングに関わっているサービスプロバイダー、およびWashington Technology Solutions(WaTech)の助けを借りて徹底した調査を行いました。法的機関もこの件について認識しています。現時点で、専門ライセンスシステムのライセンス保持者関連部分が安全に動作していることを確信しており、今後も注意深くモニタリングを続けます。
DOLが運営する他のシステム(運転免許証や車両免許証のシステムなど)では不審な動きは検出されておらず、いずれも注意深くモニタリングしながら運用を継続しています。
システムのどの部分がどのように漏えいしたかについて現在も調査を続けています。詳細がわかり次第お知らせします。
ライセンス保持者ポータルの「雇用者による支払い」と呼ばれるオプションはまだ機能していません。このオプションは、警備員などの専門的職業に就いている少数の人が使用します。それらのライセンスを更新する必要のある人は、 各専門的職業プログラムにお問い合わせください。
サービスの停止期間中にライセンスの有効期限が過ぎたライセンス保持者への影響を抑えるため、DOLは、2022年4月1日まで、すべての遅延申請罰則を自動的に免除します。
DOLの調査により、DOLプロフェッショナルまたはビジネスライセンスレコードの個人情報が、不正な第三者によって取得された可能性があることを確認しました。不正取得された情報には、ライセンス保持者の氏名、電子メールアドレス、社会保障番号、生年月日、運転免許証番号が含まれる可能性があります。
DOLは、提供された個人情報の保護に最大限の配慮をしています。2022年2月25日に、当局は、影響を受けたライセンス保持者への書面での通知を送り始めました。この通知には、無料のクレジットモニタリングを受ける方法についての詳細な指示が含まれます。締切日にご注意ください。この日を過ぎると無料のクレジットモニタリングに登録できなくなります。締切日は2022年5月24日です。
DOLは、無料のクレジットモニタリングに関する質問に対応するサポートを提供しています。
ライセンス部局 (DOL) は、運転免許証や車のライセンスを発行するだけではありません。美容師業、不動産業、保釈金立替業者、建築家、自動車教習所インストラクターといった39種類の事業や専門家のライセンスも発行しています。
DOLでは、専門オンラインライセンス規制情報システム (Professional Online Licensing and Regulatory Information System, POLARIS) と呼ばれるシステムに、個人の専門ライセンスや事業用ライセンスの情報を保管しています。「専門・事業ライセンスシステム」という、より一般的な名前でご存知かもしれません。システムは23種類の職業について、ライセンスの申請書を処理、発行、更新したり、ライセンス保持者に対する住民からの苦情を受理したりするなどの、多くのことを取り扱っています。専門ライセンスシステムは、ライセンスを持つ人が自分のライセンスの状況や満たすべき要件をモニタリングするのに役立っています。また、ライセンスを管理するスタッフが顧客のライセンスに関するニーズに手際よく応えたり、住民が個人のライセンスの状況を確認したりできるようにもしています。
2022年1月24日の週にDOLは、専門・事業ライセンスシステム内に保管されている専門ライセンスおよび事業用ライセンス情報 (データ) に関連する不審なアクティビティを検出しました。DOLは直ちにシステムを閉鎖し、Washington Technology Solutions (WaTech) からの支援を得て調査を開始しました。加えて、サイバーセキュリティーと事件への対応において全国的に有名な専門家の協力も得ました。警察にも通報を行いました。
お客様が専門ライセンスの申請および更新を行えるシステムの部分が、2022年3月1日にオンラインに戻りました。徹底したセキュリティーの精査により、この部分は漏えいのあった部分ではなく、オンラインに戻してもデータの不正流出の恐れはないと確信しています。
はい。調査の結果、DOLの専門・事業ライセンスシステムにアクセスされ、記録が無許可で引き出されたと確信できる十分な理由があります。
調査により、個人情報に影響が出る可能性があることが判明した方には、DOLから通知いたします。現段階で、65万人の方が影響を受ける可能性があると推測しています。
また調査では、運転免許証や車のライセンスシステム (driver and vehicle licensing system, DRIVES) といったその他のDOLシステムで情報漏えいが起きた可能性はないという結論も得られました。しかしながら、当局ではすべてのシステムを今も慎重に監視しています。
専門・事業ライセンスシステムでは、ライセンス保持者と申請者の情報を保管しています。情報の種類は、ライセンスタイプによって異なります。情報の一部には、ソーシャルセキュリティー番号、生年月日、運転免許証番号、その他の個人識別情報が含まれます。
対象者が保持するライセンスの種類により、システム内に保持されている具体的な情報はそれぞれ異なりますが、記録にはソーシャルセキュリティー番号、免許証番号、生年月日といった機密性の高い情報が含まれています。当局では、専門・事業ライセンスシステムに機密性の高いデータが含まれていて、情報漏えいした可能性のある方全員に通知を行うとともに、サポートを提供いたします。システムに記録されている個人には、有効なライセンスをお持ちの方、ライセンスが失効、取り消し、キャンセルされている方の一部、ライセンス事業者の連絡先としてリストに載っているその他の個人が含まれます。
当局は、皆様のプライバシーと個人情報に関するセキュリティーを非常に重要なものと考えております。専門・事業ライセンスシステムで不審な動きを認めた時点で当局は直ちに、システムを一時的に閉鎖しました。影響を受けた可能性のある方々への通知を開始しているとともに、クレジット監視サービスやなりすまし犯罪からの保護を提供しています。
当局の情報テクノロジーの専門家が、ウェブサイトへの利用アクセスを再開する前に、システムが安全かどうかを確認する作業を行っています。DOLはまた、さらなる技術安全対策とシステム監視機能を追加することにより、将来このような事件が発生するリスクを軽減する手段をとっています。
当局の調査で、個人情報が漏えいした可能性がある方には、こちらからお知らせし、その時点での追加情報とサポートを提供いたします。
その間、DOL発行の専門ライセンスをお持ちの方で、個人情報の安全をご心配されている場合は、次のような予防策をお取りいただけます:
クレジットを守るためのリソースとして、Washington州司法長官事務所 (https://www.atg.wa.gov/credit-reports)、および連邦取引委員会 (https://www.consumer.ftc.gov/features/feature-0014-identity-theft) があります。国税庁でも、詐欺から納税申告を守る方法を提供しています。
個人データが漏えいした可能性があるという通知を当局から受け取った方には、無料のクレジット監視サービスの使い方に関する指示書もお送りしております。
2022年1月24日より、当局では専門・事業ライセンスを持っている方を保護するために、徹底的な調査を行う間、専門ライセンスシステムを一時的に閉鎖しています。DOLは、専門ライセンスや事業用ライセンスを持つ方々の情報を安全に保持するとともに、引き続きサービスを提供できるよう、システムの安全確保に努めています。
DOLは、このサイト閉鎖の間にライセンスの更新ができなかった方に対して、罰金、懲罰、制裁を課すことはありません。DOLは、ライセンスの有効期限をもとに更新の優先順位を決めます。